こんばんは、渡邊です。
久しぶりの投稿です。
この間、大学入試の2次試験があり、
大学入試の前期合格発表があり、
高校入試がありました。
もう僕たちにはどうしようもない現実を受け入れながらも、
これからの生徒たちにどのように伝え、どのように生かすかを考えていました。
僕が現高2や現中1の生徒たちに伝えたいことは、
やっぱりひとつなんです。
「学問に王道はない。」それだけです。
もう少し具体的に言うと、言い過ぎかもしれませんが、
誰もがうまくいく方法論なんてないんです。
ナベが教えようが、誰が教えようが、教えてることは同じなんです。
大切なのは受け手であるキミたちです。
生かすも殺すもキミたち次第。
大切なことは、考えることなんです。
方法論を探すのではなく、疑問を潰していくことなんです。
僕はいつも言いますが、
難しい問題を解くために必要なことは、難しい問題を解くことではないんです。
常に基本に立ち戻って、自分の理解に齟齬がないかを考えることなんです。
その上で、徹底的に練習することです。
授業はそのきっかけのひとつでしかないんです。僕はそう考えています。
僕はたくさんの文献を持っていますが、
皆さんからの質問に戸惑ったときに参照する文献は本当に少数です。
暗記するほど読み込んだ文献なのに、新しい発見がある。
読んだつもり、理解したつもりなんですね。
自分の勉強の浅さにいつも反省します。
でも勉強って、そういうものだと思います。
これからも、キミたちのシビアな質問に向き合いながら、
一緒に勉強していきたいと思っています。
そこに本気の自分がいるならば、勉強は楽しい。
本気になりましょう。本気でぶつかりましょう。
それが僕たちの学年の良いところだと、僕は思っています。
暦の上ではもう春です。
よろしくお願いします。